サンタ・クルーズ諸島(読み)さんたくるーずしょとう(英語表記)Santa Cruz Islands

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンタ・クルーズ諸島」の意味・わかりやすい解説

サンタ・クルーズ諸島
さんたくるーずしょとう
Santa Cruz Islands

南西太平洋、メラネシアのソロモン諸島南東端にある火山島群。主島エンデニNdeni島(サンタ・クルーズ島ともいう)以下、ウツプアUtupua、バニコロVanikoro、ティナクラTinakulaの各島からなり、人口合計2万3700(2001推計)。住民はポリネシア系で、外洋航海用カヌーの建造で知られる。主島のグラシオサGraciosa港は優れた避難港である。森林に覆われ、木材輸出が期待される。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android