サンティアゴ・デル・エステロ(読み)さんてぃあごでるえすてろ(英語表記)Santiago del Estero

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

サンティアゴ・デル・エステロ
さんてぃあごでるえすてろ
Santiago del Estero

アルゼンチン北部、サンティアゴ・デル・エステロ州の州都。都市圏人口24万2977(2001)。乾燥した亜熱帯気候下で生産される穀物綿花亜麻(あま)などの集散地で、鉄道、道路交通の要地でもある。1553年アルゼンチン最初の継続的定住入植地として建設され、植民地初期の政治・宗教上の中心地となったが、その後パンパ地方の発展の陰に地方都市として取り残された。

[今井圭子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android