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サント・マリー・ド・ラ・メール Saintes‐Maries‐de‐la‐Mer

世界大百科事典 第2版の解説

サント・マリー・ド・ラ・メール【Saintes‐Maries‐de‐la‐Mer】

フランス地中海岸,ブーシュ・デュ・ローヌ県,同名教会(12世紀ロマネスク様式)の門前町。人口約2200。3人のマリア(聖母の姉妹,ヤコブの母,マグダラのマリア),ラザロ,婢のサラら一団の聖徒がここに漂着したという伝説があって,中世以来巡礼の集まる霊場であった。サラが黒人だったというところから,特にジプシーの尊信を集める。同教会は城塞教会建築としても有名。【渡辺 昌美】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のサント・マリー・ド・ラ・メールの言及

【ジプシー】より

…ロマニー語も地域の言葉が混入して,方言化が激しいし,伝承による民話も豊富ではあるが,純粋にジプシーだけのものといえない例もある。ジプシー全体に共通の行事としては,毎年5月に南フランスのサント・マリー・ド・ラ・メールで開かれる,彼らの黒い守護神サラSarahの祭りがある。この地への巡礼は19世紀から広まったらしいが,現在でも数万のジプシーが集まってくる。…

※「サント・マリー・ド・ラ・メール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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