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サン・サーンス Charles Camille Saint‐Saëns

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世界大百科事典 第2版の解説

サン・サーンス【Charles Camille Saint‐Saëns】

1835‐1921
フランス新古典主義の作曲家で,卓越したピアノ奏者,オルガン奏者,著述家でもあった。幅広い教養を身につけ,明快で優雅な作風で当時のほぼすべてのジャンルを手がけたが,真に独創的な音楽表現を生み出すにはいたらず,折衷的とも評される。R.ビュシーヌ,フォーレ,C.フランクなどとともに国民音楽協会を設立(1871),フランスの若手作曲家に作品演奏の場を与えることに貢献する一方,著述家としては反ワーグナー,反印象派の論陣を展開した。

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世界大百科事典内のサン・サーンスの言及

【映画音楽】より

…(4)名のある音楽家に映画のための作曲を依頼する。フランスのフィルム・ダール作品《ギーズ公の暗殺》(1907)のためにサン・サーンスが作曲したもの(作品第128番)が映画のために書かれたオリジナル曲の最初であった。これに次いで,フランスのみならず各国で,大作にかぎり特別に作曲,編曲されたスコアによる伴奏をつけて公開するという特別興行方式がとられるようになった。…

【謝肉祭】より

…ほかにパガニーニの《ベネチアの謝肉祭》(1829),ベルリオーズの序曲《ローマの謝肉祭》(1834。本来はオペラ《ベンベヌート・チェリーニ》の第2幕への序曲),サン・サーンスの2台のピアノを含む室内楽組曲《動物の謝肉祭》(1886)などがよく知られている。【後藤 暢子】。…

【フランス音楽】より

…ただしこれは後世からみての話で,この標題交響曲(《幻想交響曲》ほか)の創始者,《レクイエム》の作曲家の天才を,当時正当に認めた者はごく少数であった。 フランス音楽の再生は,むしろグノーとサン・サーンスに始まるというべきであろう。グノーの《ファウスト》は劇場からマイヤーベーアとイタリア人を遠ざける最初の一撃となり,《マノン》のマスネー,フランス的なレアリスムに立つ《カルメン》のビゼーと《ルイーズ》のG.シャルパンティエら,フランス的な感性を主張する歌劇作家が後に続いた。…

※「サン・サーンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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