世界大百科事典 第2版「サン・ピエール[島]」の解説 サン・ピエール[島]【Île Saint‐Pierre】 北アメリカ,ニューファンドランド島の南に位置するフランス領の小島。面積26km2。17世紀前半にフランス人が上陸,その後イギリスと領有権を争ったが,1814年のパリ条約で近くのミクロン島とともにフランス領となった。サン・ピエール・エ・ミクロンはフランスの地域公共団体(人口6392。1990)の一つで,県都は最大都市でもあるサン・ピエール。近くに漁場グランド・バンクスをひかえ,漁業基地として重要である。 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報