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サールク SAARC; South Asian Association for Regional Cooperation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サールク
SAARC; South Asian Association for Regional Cooperation

1985年,バングラデシュの首都ダッカで発足した南アジア7ヵ国 (インド,パキスタン,バングラデシュ,スリランカ,ネパール,ブータン,モルジブ) の地域協力機構。常設事務局はネパールの首都カトマンズにおかれている。発足時に採択されたサールク憲章では目的として (1) 南アジア諸国民の福祉向上と生活の質の改善,(2) 経済成長,社会発展と文化発達の加速,(3) 加盟国の集団的自立の促進強化,(4) 相互信頼,理解と他の加盟国による諸問題への認識に貢献,(5) 経済,社会,文化,技術と科学の分野での積極的な協力,(6) 他の開発発展途上諸国との協力の強化,(7) 他の同様の目的を持つ国際的な地域協力機構との協力などが規定されている。これまでに6回ほぼ毎年開催されている首脳会議は全会一致を原則とし,加盟国の2国間係争事項は議題とされない。経済・社会問題を中心とした地域協力の分野で成果をあげており,南アジア地域の一種の危機管理を目指すものとして注目されている。

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