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ザゼンソウ(坐禅草) ザゼンソウSymplocarpus foetidus form. latissimus; skunk cabbage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ザゼンソウ(坐禅草)
ザゼンソウ
Symplocarpus foetidus form. latissimus; skunk cabbage

サトイモ科の多年草。東アジアの冷温帯の湿地に生え,全草肉質で悪臭がある。葉は根もとから生え,長い葉柄があり葉身は卵状ないし腎状心臓形で無毛。花は4~5月頃,1株に1つの肉穂花序をつける。花序は褐紫色の仏炎包に包まれる。包葉は紫色の斑点のあるものや緑色のものもある。個々の花は密集して小さく,花被片は4枚で4本のおしべが花の外へ出る。めしべ柱頭は小さくおしべより短い。果実は6~7月に熟し,多数の種子を散布する。花序の形態が僧侶の坐禅をしている姿に似ているのでこの和名がある。根茎は吐き気止めや利尿剤として用いられる。

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