ザトウクジラ(座頭鯨)(読み)ザトウクジラ(英語表記)humpback whale

世界大百科事典 第2版の解説

ザトウクジラ【ザトウクジラ(座頭鯨) humpback whale】

ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科の哺乳類(イラスト)。熱帯から寒帯まで世界中に広く分布し,体長15mに達するずんぐりしたクジラ。低い背びれと体長の1/3に及ぶ長い胸びれが特徴。背びれが,琵琶を背負った座頭の姿に似ているところから,この名があるといわれる。頭部にはこぶし大の肉質の隆起が散在し,そのに1本ずつ感覚毛が生える。背面は黒褐色,腹面には白色域があるが個体差が著しい。うねは少なく20~30本。ひげ板は左右に各三百数十枚あり,薄く,色は黒褐色。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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