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シアヌーク国王 しあぬーくこくおう King Norodom Sihanouk

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知恵蔵2015の解説

シアヌーク国王

1922年生まれ。41年、18歳で国王に即位、フランスからの独立運動の先頭に立つ。独立後の55年、父に王位を譲り政党を結成、議会選挙に勝利し首相となった。60年の父王の死去に伴い、王位空席のまま国家元首となる。非同盟を方針としつつ、中国、ソ連、ベトナムに接近し「左寄りの中立外交」を追求。しかし米国の支援を受けたロン・ノルクーデターで国家元首の地位を追われると北京に亡命政権を樹立、ポル・ポト派と組んで反ロン・ノル運動を展開した。75年、クメール・ルージュ(ポル・ポト派)が政権をとると、帰国はしたものの王宮内に幽閉された。78年12月、ベトナムのカンボジア侵攻でクメール・ルージュ政権が倒れ、シアヌークは再び北京に亡命。ポル・ポト派、ソンサン派(旧ロン・ノル派)と共に反越三派を結成、米国、ASEANなどの支援を受けた。91年、帰国し、93年の「カンボジア王国」樹立で国王に就任。内政への影響力を保持していたが、2004年10月7日、高齢と健康問題を理由に退位を表明。王室会議でシアヌークの実子、シハモニ殿下が新国王に選出され、同月29日に即位した。

(片山裕 神戸大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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