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シェア至上主義 シェアしじょうしゅぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シェア至上主義
シェアしじょうしゅぎ

経済学は,企業の行動原理は利潤極大化にあるとの基本仮説を軸にしているが,日本の企業の場合はシェアの拡大にあるとする仮説のこと。短期的な利益がそこなわれても安売り攻勢で競合企業を市場から駆逐し,市場占有率を上げてから独占的価格設定を行おうとする。 1992年版経済白書にも指摘されているように,対外経済摩擦の一因となり,アメリカの産業界や議会からの日本企業批判の根拠になっている。アメリカではなお根古典的な企業・市場メカニズム信奉が根強いものの,現在の資本主義では,長期の利益確保のため,大企業は国籍を問わず,ときとしてこのような行動様式をとるとみられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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