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シシ垣

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

シシ垣

漢字では猪垣、鹿垣、猪鹿垣などと表される。さくを設けて耕地侵入を防ぐ発想は古くからあり、南北朝時代の14世紀の軍記物語「太平記」に猪垣の記述がある。耕地化が進んだ江戸時代、田畑を荒らす獣害が農民の死活問題となり、全国的に広がった。石積みや木さく、土盛りと多様で、複数の集落が共同で築いた例も。遺構は西日本中心に推定300以上。県内では元禄期か享保年間の築とされる安芸太田町中筒賀の石塁「田之尻の猪垣」(全長81.5メートル、高さ2メートル前後)が町指定文化財にされ、三原市中之町北や呉市広地区などでも見つかっている。

(2010-11-17 朝日新聞 朝刊 広島1 1地方)

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