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シテ方(能)

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能楽事典の解説

シテ方(能)

現在、能のシテ方には五つの流儀(観世、金春、宝生、金剛、喜多)があります。喜
多流以外の四流は、能の大成以前からあった猿楽座の一つである大和猿楽四座(四つの劇団)の名残です。
それぞれ六〇〇年以上の歴史を持っています。
・喜多流は、新しく江戸時代初期に創立が公認された流儀です。それでも、四〇〇年以
上の歴史があります。
・それぞれが、違った劇団であったわけですから、芸風はもちろん、レパートリーなども当然異なっていました。
江戸時代からは、上演曲目のほとんどが共通するようになりました。
ただ、各流派によって詞や節回し、扮装、演出が少しずつ違います。
この違いを見比べるのも、能の鑑賞の一つの見どころと言えます。

出典|社団法人能楽協会
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