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シドニウス・アポリナリス Gaius Sollius Apollinaris Sidonius

世界大百科事典 第2版の解説

シドニウス・アポリナリス【Gaius Sollius Apollinaris Sidonius】

430ころ‐480から490
古代末期ガリアのローマ貴族。リヨンの名家に生まれ,オーベルニュの名門貴族アウィトゥスの娘と結婚。455年西帝に推されローマに赴く岳父に同行し,翌年元日に頌詩を献呈。同456年アウィトゥス帝が失脚・死去すると,ガリア貴族層の中に謀反の動きが生じるが,彼はこれに参加せず自重したと思われ,458年リヨンで新帝マヨリアヌスに頌詩を献じ,同帝の下で官職に就いた。同帝の死(461)後は在野生活に甘んじていたが,467年アンテミウスが登位するとオーベルニュの陳情を託されてローマに赴き,同帝に頌詩を献じてローマ都督に任じられた(468)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のシドニウス・アポリナリスの言及

【ラテン文学】より

…世俗詩人も6世紀中葉のコリップスCorippusあたりが最後であろう。 5世紀後半から6世紀にかけてのキリスト教作家には,シンマクスの後継者といえるほどの技巧派の修辞家シドニウス・アポリナリス,キリスト教と世俗の両方のテーマを歌った詩人ドラコンティウスDracontius,古典の教養を顕示した演説家エンノディウスEnnodius,最後の詩人ウェナンティウス・フォルトゥナトゥスVenantius Fortunatus,《フランク史》の著者トゥールのグレゴリウス,教皇グレゴリウス1世などがいる。カッシオドルスは古典研究を神学研究に取り入れて,中世修道院を学問所とする道を開いた。…

※「シドニウス・アポリナリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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