シャルル・ジュール・アンリ ニコル(英語表記)Charles Jules Henri Nicolle

20世紀西洋人名事典 の解説

シャルル・ジュール・アンリ ニコル
Charles Jules Henri Nicolle


1866.9.21 - 1936.2.28
フランスの細菌学者,空想小説家,哲学者。
元・パスツール研究所長,元・コレージュ・ド・フランス教授。
ルーアン生まれ。
ルーアン医学校卒業後パスツール研究所でメチニコフとルーに師事し1893年医博、同年ルーアン医学校細菌学教授、1903年チュニスのパスツール研究所長に赴任、’32年コレージュ・ド・フランス教授となる。’09年発疹チフスの媒介が衣ジラミであることを証明、後に治療法を発見。熱帯病病原を研究対象とし猩紅熱、百日咳、麻疹等の伝染病の研究で細菌学、免疫学に業績を残す。’28年ノーベル生理・医学賞受賞。小説「ペロンの菓子屋」、医学哲学的著作「医学の責任」、「自然と生物学的思想と倫理」等を書く。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

シャルル・ジュール・アンリ ニコル

生年月日:1866年9月21日
フランスの細菌学者
1936年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android