シュテファン(Heinrich von Stephan)(読み)しゅてふぁん(英語表記)Heinrich von Stephan

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

シュテファン(Heinrich von Stephan)
しゅてふぁん
Heinrich von Stephan
(1831―1897)

ドイツの政治家。ポメラニアシュトルプに生まれる。プロイセン郵便吏員となり、1870年北ドイツ連邦郵政総監、1875年ドイツ帝国郵政総監に就任。ドイツ郵便の改革功績を残した。また万国郵便連合UPU)の促進を図り、1874年その第1回会議の議長となる。郵便葉書の創案者としても著名著書に『プロイセン郵便史』(1859)、『世界郵便と航空』(1874)がある。

[今井 修]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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