シュテファーニク（英語表記）Milan Rastislav Štefánik

改訂新版　世界大百科事典

シュテファーニク
Milan Rastislav Štefánik
生没年：1880-1919

チェコスロバキアの軍人，政治家。スロバキア地方出身。プラハ大学を卒業後，フランスに渡り，第1次世界大戦にフランス軍将校として従軍。1916年2月からパリのチェコスロバキア会議の副議長となり，フランス，イタリアでチェコスロバキア軍団を組織し，対ロシア干渉戦争に参加した。18年11月よりチェコスロバキア暫定国民議会の陸相を務める。マサリク，ベネシュとともに国外における独立運動の中心的人物。飛行機事故で死去した。
執筆者：稲野 強

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シュテファーニク
Štefánik， Milan Rostislav

[生]1880.7.21. スロバキア，ブレゾワナドブラドロム
[没]1919.5.4. スロバキア，ワイノリ
チェコスロバキアの軍人，政治家。スロバキア出身。第1次世界大戦前にフランスに移住，市民権を得てフランス軍将校となる。大戦中 T.マサリク，E.ベネシュらと協力，独立運動を指導し，ロシア，イタリア，アメリカで活動。チェコスロバキア軍を建設し，独立後初代国防相に就任。飛行機事故で死亡。

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シュテファーニク

チェコスロバキアの軍人，政治家。スロバキア出身。プラハ大学を卒業してフランスに渡り，フランス軍将校として第１次世界大戦に従軍。1916年２月，パリのチェコスロバキア会議の副議長となり，フランス，イタリアでチェコスロバキア軍団を組織し，対ソ干渉戦争に参加，マサリクらとともに独立運動の中心的人物となる。1918年11月より，チェコスロバキア暫定国民議会の陸相を務めるが，翌年飛行機事故死。

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