世界大百科事典(旧版)内のシュナイダー,A.(大陸移動説)の言及
【大陸移動説】より
… 大西洋の両岸の海岸線の形がよく似ていることは1620年にイギリスの哲学者F.ベーコンによって指摘されていたが,長い間これは聖書に記された大洪水によって削られてできたと考えられていた。1858年に発表されたA.シュナイダーの考えは現代の大陸移動説や海洋底拡大説に近いところがあったが,天変地異観をぬけ出ていなかった。彼は大洪水に際して地球内部から大量の物質が湧き出して,大陸を裂き,東西に押し広げて大西洋をつくったとした。…
※「シュナイダー,A.(大陸移動説)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」