ショアズール(読み)しょあずーる(英語表記)Étienne François duc de Choiseul

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ショアズール
しょあずーる
tienne Franois, duc de Choiseul
(1719―1785)

フランスの政治家。父はロレーヌ公侍従スタンビル伯。軍職を経歴したのち、ルイ15世の寵姫(ちょうき)ポンパドゥール夫人の知遇を得、1757年ウィーン駐在大使としてオーストリアとの同盟に成功。1758年外相、1761年陸海軍相となり、1770年まで政府の実権を握った。七年戦争(1756~1763)の敗北後、1768年コルシカ島を合併、地中海に勢力を伸張した。スペインその他のブルボン家の結束を呼びかけ、1761年家族協約を結び、また、対イギリスの軍備拡張、軍制改革を実施した。しかし、重農主義的財政家を任用して高等法院と対立、その軍拡政策も反対を受け、1770年失脚した。引退後『メモアール(回想録)』(1790刊)を残した。[千葉治男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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