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ショルツ Scholz, Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ショルツ
Scholz, Heinrich

[生]1884.12.17. ベルリン
[没]1956.12.30. ミュンスター
ドイツの神学者,哲学者,論理学者。 1917年ブレスラウ,19年キール,28年ミュンスターの各大学教授。最初,宗教哲学,神学を専攻し,R.オットーの影響を受けた。のち (キール大学時代) 数理論理学に転じ,ドイツにおける数理論理学の方向を基礎づけた。主著『宗教哲学』 Religionsphilosophie (1921) ,『論理学史』 Geschichte der Logik (31) ,『ロギスティーク』 Logistik (33) ,『数理論理学』 Grundzüge der mathematischen Logik (2巻,50~51) ,『マテーシス・ウニベルサリス』 Mathesis Universalis (61) 。

ショルツ
Scholz, Wilhelm von

[生]1874.7.15. ベルリン
[没]1969.5.29. コンスタンツ
ドイツの小説家,詩人,劇作家,随筆家。父は大蔵大臣もつとめた政治家。内外の大学で学び,初め舞台監督をつとめ俳優となった。新古典派と目されたが,魔術的,神秘的なものに関心をいだき,象徴的写実主義の代表者となった。戯曲『影との競走』 Der Wettlauf mit dem Schatten (1922) が著名。そのほか,歴史小説『ペルペチュア』 Perpetua (24) ,『イロクへの道』 Der Weg nach Ilok (30) ,ヘッベルやシラーの伝記がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ショルツ
しょるつ
Wilhelm von Scholz
(1874―1969)

ドイツの劇作家。19世紀末に叙情的な象徴詩人として出発し、その後ヘッベルの影響を受けて、盟友エルンストとともに新古典主義を提唱した。『コンスタンツのユダヤ人』(1905)がその代表作。ドイツ神秘主義に心酔してからは作風が一変し、夢幻的なオカルトの世界と現実が交錯する二重の世界を描いた。戯曲『影との競争』(1922)、小説『ペルペトゥア』(1926)は世界的に有名。[丸山 匠]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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