コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シリコナイジング シリコナイジングsiliconizing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シリコナイジング
siliconizing

鋼にケイ素を浸透させる拡散メッキ法 (→拡散浸透処理 ) 。カーボランダムとフェロシリコン (→合金鉄 ) の粉末混剤,またはケイ素粉に塩化アンモニウムを加えたものを拡散剤として鋼製品を包み,密閉鉄製容器中で 900~1000℃に加熱するか,または四塩化ケイ素ガスと水素ガスの混合気中で 700~900℃に加熱する。メッキ面はフッ酸以外の酸に対する耐食性がよく,また耐摩粍性を増す。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内のシリコナイジングの言及

【拡散被覆】より

…炭素鋼の表面に耐食性,耐摩耗性,耐熱性などを付与する目的で工業的に行われる拡散被覆としては,クロムを浸透させるクロマイジングchromizing,アルミニウムを浸透させるアルミナイジングaluminizing(登録商標としてはカロライジングcalorizingが有名),亜鉛を浸透させるシェラダイジングsheradizingがある。このほか,非金属であるケイ素を浸透させるシリコナイジングsiliconizingや,ホウ素を浸透させるボロナイジングboronizingなども実用化されている。技術的には古い歴史をもっており,当初は固相の接触による拡散と考えられていたが,近年の研究によると,化学蒸着(CVD)と同じで,気相化合物を媒介とした化学輸送機構によることが明らかとなった。…

※「シリコナイジング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android