ジェシー ノーマン(英語表記)Jessye Norman

現代外国人名録2016 「ジェシー ノーマン」の解説

ジェシー ノーマン
Jessye Norman

職業・肩書
ソプラノ歌手

国籍
米国

生年月日
1945年9月15日

出生地
ジョージア州オーガスタ

学歴
ハワード大学卒,ピーボディ音楽院,ミシガン大学

受賞
グラミー賞〔1980年・1982年・1985年〕,ザ・シンフォニーホール国際音楽賞大賞(第7回)〔1992年〕,ミュンヘン国際音楽コンクール声楽部門第1位〔1968年〕

経歴
ハワード大学でキャロライン・グラント、ピーボディ音楽院でエリザベス・マニオン、ミシガン大学でピエール・ベルナックに師事。1969年ベルリン・ドイツ・オペラ(DOB)デビュー。’71年フィレンツェ5月音楽祭初出演。’72年にミラノ・スカラ座とコベント・ガーデン王立歌劇場で「アイーダ」でデビュー、エディンバラ音楽祭初出演。’83年「トロイ人」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以後、ワーグナーヴェルディなど幅広いレパートリーで“世界最高のソプラノ”の評価を得て活動する。一方、’99年ダンサーのビル・T.ジョーンズと舞台「ハウ!ドゥ!ウィ!ドゥ!」を共同製作、2000年にはジャズの大御所デューク・エリントンの宗教曲でヨーロッパツアーを行うなど活動の幅を広げる。1985年初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジェシー ノーマン」の解説

ジェシー ノーマン
Jessye Norman


1945 -
米国のソプラノ歌手。
ホワード大学、ピーボディ音楽院で学び、1969年に、ドイツ放送協会による声楽コンクールに入賞。その後急速に成長し、同年ベルリン国立歌劇場と3年契約を結んで「アイーダ」のタイトルロール、「ローエングリン」のエルザなどを歌う。以後’71年フィレンツェ、’72年スカラ座などに出演。黒人歌手のホープとして期待され、コンサート歌手としても活躍の場を広げている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android