ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(読み)ジェームズウェッブウチュウボウエンキョウ

デジタル大辞泉 の解説

ジェームズウェッブ‐うちゅうぼうえんきょう〔‐ウチウバウヱンキヤウ〕【ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡】

2021年にNASAナサ(米航空宇宙局)が打ち上げた宇宙望遠鏡ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として開発が進められた、口径6.5メートルのカセグレン望遠鏡であり、宇宙誕生初期の天体赤外線領域で観測する。機体を低温で維持するため、太陽地球からの赤外線を遮る遮光版をもつ。地球から約150万キロメートルのラグランジュ点(L2)付近ハロー軌道で運用される。NASA第2代長官の名を冠する。JWST(James Webb Space Telescope)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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