ジェーン レイ(英語表記)Jane Ray

現代外国人名録2016 「ジェーン レイ」の解説

ジェーン レイ
Jane Ray

職業・肩書
絵本作家,画家

国籍
英国

生年月日
1960年

出生地
ロンドン

受賞
スマーティーズ賞(6〜8歳部門)〔1992年〕「The Story of Creation」

経歴
1984年グリーティングカードのデザインで頭角を現し、絵本の仕事を始める。本の装丁画やポスターなどでも活躍し、英国各地で個展を開催。自然に強い関心を持ち、独特な豊かな色使いが特徴。多数の絵本作品のうち処女作の「A Balloon for Grandad」と「The Story of Creation(クリスマスのおはなし)」はともに優れた子供の本のイラストレーションに与えられるケイト・グリーナウェイ賞の最終候補に残った。その他に作品に「ノアのはこぶね」(’90年)、「リンゴのたねをまいたおひめさま」「遠くからみると」「カプリの王さま」「魔女にとられたハッピーエンド」など。ロンドンに在住。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジェーン レイ」の解説

ジェーン レイ
Jean Ray


1887 - 1964
ベルギー幻想怪奇小説家。
ゲント生まれ。
本名Raymundus Johannes Maria de Kremer。
別名ジョン・フランダース。
海員の仕事のかたわら小説を書き始めるが、1929年にはジャーナリストをしながら文筆生活に入った。’25年幻想奇談的色彩の濃い処女作「パウケンシュラーガー博士の異常な研究」を発表。長編小説「マルペルテュイ」(’43年)、「幽霊の書」(’47年)でも怪奇・SF的要素が強い。ジョン・フランダースの名でドイツ・オランダ・ベルギーの怪奇小説を編集した他、オカルト・幻想性の強い「ハリー・ディクソン・シリーズ」という探偵小説連作がある。小説はフランス語で書かれている。

ジェーン レイ
Jean Ray


1902 -
ベルギー国籍。
欧州共同体委員長。
弁護士出身。1940〜45年ドイツに抑留。’48年国連総会代表代理、’49欧州理事会総会代表代理を経て、’49年復興相。’52年欧州問題研究委員となり、’54年経済相を務める。’58年EEC外務担当委員。’61年12月来日。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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