ジミー・ポーター(読み)じみーぽーたー

世界大百科事典(旧版)内のジミー・ポーターの言及

【オズボーン】より

…ジャーナリスト,俳優を経て,《怒りをこめてふり返れ》(1956)によって劇壇に登場。イングリッシュ・ステージ・カンパニーによって上演されたこの劇は,既成秩序や旧来の価値観に容赦のない批判を浴びせる青年ジミー・ポーターを主人公にし,常識的には不道徳と考えられる男女関係を扱った。この劇は激しい非難と共感の両方をよびおこし,従来の上品な客間喜劇とは異なるリアリスティックな劇の相次ぐ発表をうながす一方,反体制的な青年を指す〈アングリー・ヤング・メン〉の言葉を生んだ。…

※「ジミー・ポーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android