ジャック・アンリ ラルティーグ(英語表記)Jacques Henri Lartigue

20世紀西洋人名事典 の解説

ジャック・アンリ ラルティーグ
Jacques Henri Lartigue


1894.(1896.説もあり) - 1986.9.11
フランスの写真家,画家
クールブボワ生まれ。
裕福な銀行家の家に生まれ、8歳で写真を始める。その作品は楽天的な雰囲気にあふれ、フランス人特有のユーモアや即興性、新鮮さに満ちたファミリー・フォトで、古き良き時代のブルジョア社会が記録されている。主な作品に、未来派に大きな影響を与えた「フランス自動車クラブのグラン・プリ」のレース映像(1912年)など。’79年ネガフィルム約20万枚を政府寄贈。「ベル・エポック」の写真家として知られ、人物写真に秀れる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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