ジャック ランシエール(英語表記)Jacques Rancière

現代外国人名録2016 「ジャック ランシエール」の解説

ジャック ランシエール
Jacques Rancière

職業・肩書
哲学者,美学者 パリ第8大学名誉教授

国籍
フランス

生年月日
1940年6月10日

出生地
仏領アルジェリアアルジェ(アルジェリア)

専門
政治哲学, 教育哲学, 美学, 文学批評, 映画批評, 歴史

経歴
長年にわたりパリ第8大学教授を務めた。1965年師のアルチュセール共著で「資本論を読む」を刊行するが、その後、アルチュセールとは決別する。’75年論理的反乱グループを結成。’81年思想上の大きな転回点となる博士論文「プロレタリアの夜」を刊行。以後、“平等”と“解放”の思考を軸に、政治哲学、教育哲学、美学、文学批評など幅広い領域で執筆・講演活動を続ける。著書に「不和あるいは了解なき了解」「沈黙する言葉」「イメージの運命」「美学における居心地の悪さについて」「民主主義への憎悪」「美学的無意識」「感性的なもののパルタージュ 美学と政治」「無知な教師」「映画的寓話」「言葉の肉―エクリチュールの政治」「解放された観客」「マラルメセイレーンの政治学」「平等の方法」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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