ジャン コット(英語表記)Jan Kott

20世紀西洋人名事典 「ジャン コット」の解説

ジャン コット
Jan Kott


1914.10.27 -
米国の演劇学者。
ポーランド出身。
パリシュルレアリスム影響を受け、第二次大戦後はマルクス主義者として評論を発表し、その後シェークスピア劇を実存主義的に解釈した「シェークスピア論集」(’61年)を発表し、シェークスピアの解釈に世界的影響を与えた。また、ギリシア悲劇を現代的に解釈した「神々の肉の宴」(’73年)がある。’66年にイェール大学に招かれて渡米し、そのままアメリカに帰化した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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