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ジャンプ・ミュージック jump music

世界大百科事典 第2版の解説

ジャンプ・ミュージック【jump music】

一部のアメリカ黒人ジャズ・バンドが1940年ごろから行い始めた,強いビートをもつダンス音楽。30年代後半に白人のスウィング・バンドがジャズの主導権を握り甘く上品な演奏スタイルが広まったことの反動として,おもに中西部出身の黒人バンドが黒人の踊りの肉体感覚を強調した,あくの強い演奏へと傾いて行った。こうしたバンドをジャンプ・バンドjump bandと呼ぶ。カウント・ベーシー楽団(そのテーマ音楽は《ワン・オクロック・ジャンプ》という曲)はこの感覚を中西部からニューヨークに持ち込んで人気を博したが,地方で活動し続けた楽団には,さらにジャンプ感覚を強調したものもあり,それらが40年代半ばに〈リズム・アンド・ブルース〉を生む基盤となった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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