ジャン・マリー ゲーノ(英語表記)Jean-Marie Guéhenno

現代外国人名録2016 「ジャン・マリー ゲーノ」の解説

ジャン・マリー ゲーノ
Jean-Marie Guéhenno

職業・肩書
国際関係学者 国際危機グループ(ICG)会長 元国連事務次長(平和維持活動担当)

国籍
フランス

生年月日
1949年10月30日

出生地
ブーローニュ

学歴
パリ高等師範学校卒,国立行政学院(ENA)〔1976年〕卒

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール五等勲章

経歴
フランス外務省に入省し、1979〜81年政策企画部、’82〜86年在米大使館文化部長、’89〜93年政策企画部長、’93〜95年西欧同盟のフランス代表大使、’98年高等国防研究所長。「国防白書」(’94年)担当委員会委員も務め、’99年から軍縮問題に係わる国連事務総長の諮問理事会のメンバー。2000年国連事務次長(平和維持活動担当)に就任。2014年紛争防止・解決を目指す非政府組織の国際危機グループ(ICG)会長となる。実務の経験と学問を兼ね備えた国際関係学者として第一線で活躍。特に冷戦終結後の世界の動きに詳しい。パリ政治学院教授も務めた。著書民主主義の終わり」(1993年)はヨーロッパで大きな論争を巻き起こした。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android