ジャン・ミッシェル アルベローラ(英語表記)Jean-Michael Alberola

現代外国人名録2016 の解説

ジャン・ミッシェル アルベローラ
Jean-Michael Alberola

職業・肩書
現代美術家,画家,映画監督

国籍
フランス

生年月日
1953年

出生地
アルジェリア・サイダ

経歴
両親はスペイン人。祖父の代に、フランスの支配下にあったアルジェリアに移住するが、独立戦争(1954〜62年)を機に一家でパリに帰国した。17歳のときから絵を描き、神話の世界を独自の解釈で描く画風で注目される。’89年ポンピドゥー・センターで開催された「大地の魔術師展」にも出品。また壁画や芸術評論なども手がけ、フランスを代表する現代美術家として知られる。2003年新潟県十日町市と津南町で開かれた“大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ”に参加し、11の壁画を持つ集落集会所「リトル・ユートピアン・ハウス」を制作。2005年以降、十日町市の山奥にある小屋丸集落に通い、2009年には集落を題材にした長編映画初監督作品「小屋丸 冬と春」を発表。2010年には続編「小屋丸 夏と秋」も完成した。他の映像作品に「La Vie de Manet マネの人生」(1983〜84年)、「Prologue プロローグ」(’87年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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