ジャーミー(モスク)(読み)じゃーみー

世界大百科事典(旧版)内のジャーミー(モスク)の言及

【モスク】より

…都市のハーラ(街区)や農村のモスクは,多くその住民によって建てられ運営された。毎金曜日正午の集団礼拝は各都市の中心のモスクで行われるのが原則で,このようなモスクをマスジド・アルジャーミーmasjid al‐jāmi‘,略してジャーミーという。そこでは政府の布告がなされ,カーディーの法廷も開かれ,信者にとっては宗教教育を含む学問の場,子弟に対する教育の場(クッターブ)で,さらに情報交換と社交の場でもあった。…

※「ジャーミー(モスク)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android