ジュネーブ4国首脳会談(読み)じゅねーぶよんこくしゅのうかいだん

世界大百科事典(旧版)内のジュネーブ4国首脳会談の言及

【冷戦】より

…1954年1月のドイツ統一に関するベルリン4国外相会談,同年4~7月のフランスの敗北後のインドシナの処理を定めたジュネーブ会議,また55年2月オーストリアの中立を定めた国家条約の成立がそれである。そのなかで,とくにイギリスの要請もあって55年7月ジュネーブ4国首脳会談が開催された。ドイツ問題,軍縮問題という実質では成果がなかったものの,交渉気運の盛上りは〈ジュネーブ精神〉として緊張緩和の雰囲気(雪どけ)をつくりだした。…

※「ジュネーブ4国首脳会談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android