ジョアン チェン(読み)陳 冲(英語表記)Joan Chen

現代外国人名録2016 「ジョアン チェン」の解説

ジョアン チェン
陳 冲
Joan Chen

職業・肩書
女優

国籍
米国

生年月日
1961年4月26日

出生地
中国・上海

学歴
ニューヨーク州立大学,カリフォルニア州立大学

受賞
百花奨主演女優賞〔1980年〕「リトル・フラワー」,金馬奨主演女優賞(第31回)〔1994年〕「赤い薔薇白い薔薇」,アジア・フィルム・アワード助演女優賞(第2回)〔2008年〕「太陽照常昇起」

経歴
裕福な医者の家庭に生まれる。14歳で上海撮影所の俳優養成所に入り、1977年謝晋監督の「青春」で映画デビュー。“中国のエリザベス・テイラー”と呼ばれるほどの人気を得る。18歳のとき出演した第2作「リトル・フラワー」(’80年)で中国のオスカーといわれる百花奨受賞。20歳の時渡米。’86年「タイパン」で米国映画初主演。’87年ベルナルド・ベルトリッチ監督の「ラストエンペラー」にジョアン・チェンの芸名で皇后婉容役で出演、一躍国際的スターとなる。テレビシリーズ「ツイン・ピークス」で演じた製材所オーナーの未亡人役も話題に。他の映画出演作に「抱きしめたいから」(’92年)、「天と地」(’93年)、「赤い薔薇白い薔薇」(’94年)、「素顔の私を見つめて」(2004年)、「胡同ひまわり」(2005年)、「太陽照常昇起」「ラストコーション」「神の子どもたちはみな踊る」(2007年)、「四川のうた」(2008年)、「1911」(2011年)など。1999年プロデューサー兼監督として映画「シュウシュウ ザ・セント・ダウンガール(シュウシュウの季節)」を製作。’89年米国籍を取得。’92年中国系アメリカ人の医者と結婚。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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