ジョゼ ラモス・ホルタ(英語表記)José Ramos-Horta

現代外国人名録2016 「ジョゼ ラモス・ホルタ」の解説

ジョゼ ラモス・ホルタ
José Ramos-Horta

職業・肩書
政治家,人権活動家 元東ティモール大統領・首相,元東ティモール民族抵抗評議会(CNRT)副議長

国籍
東ティモール

生年月日
1949年12月26日

出生地
ポルトガル領ティモール・ディリ(東ティモール)

学歴
コロンビア大学

受賞
ノーベル平和賞〔1996年〕

経歴
父はポルトガル出身、母はティモール人で、ポルトガル国籍を持つ。1969〜74年ジャーナリスト及び放送キャスターを経て、’74年インドネシアからの独立を目指す東ティモール独立革命戦線(フレティリン)設立に参加。’76年のインドネシアの武力併合と前後して国を離れ、フレティリンの国連代表など、国際社会における東ティモール問題のスポークスマンとして活動を続けた。’88年末、東ティモール民族抵抗評議会(CNRT)の設立と同時にフレティリンを離脱。’96年東ティモール紛争の非暴力と対話による平和的な解決への尽力により、ベロ司教とともにノーベル平和賞を受賞。’98年CNRT副議長。’99年12月東ティモールに帰国。2000年5月東ティモール五輪委員会を設立し会長に就任。同年10月暫定政府外相に就任。2001年6月CNRT解散に伴い副議長解職。2002年5月東ティモール独立とともに外相となり、2006年7月首相兼国防相、2007年5月第2代大統領に就任。2008年2月11日武装した反政府勢力に襲撃され重傷を負う。2012年3月大統領選第1回投票で敗れた。公用語のテトゥン語、ポルトガル語の他、英、仏、スペイン語を話す。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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