日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジョージ(4世)」の意味・わかりやすい解説 ジョージ(4世)じょーじGeorge Ⅳ(1762―1830) ハノーバー朝第4代のイギリス王(在位1820~30)。ジョージ3世の長男。青年期には、父王に反対するホイッグ党の政治家と交わり、カトリック教徒である女性とひそかに結婚するなど、不品行がしばしば問題にされた。1811年に摂政となり、父王の死(1820)後国王となったが、この時期にはホイッグ党の政治家とはすでに疎縁になっており、カトリック教徒解放などの改革政策に強く反対した。正式の后(きさき)キャロラインとの離婚問題では、世論の強い非難を浴びた。[青木 康] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
旺文社世界史事典 三訂版 「ジョージ(4世)」の解説 ジョージ(4世)George Ⅳ 1762〜1830イギリス王(在位1820〜30)ジョージ3世の長子。生活は放縦,カトリック教徒解放法の成立に反対したり,離婚そのほかで世論の攻撃を浴び,王権を失墜させた。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報