ジロデ・トリオゾン(読み)ジロデトリオゾン

百科事典マイペディア 「ジロデ・トリオゾン」の意味・わかりやすい解説

ジロデ・トリオゾン

フランス画家。本名アンヌ・ルイ・ジロデ・ド・ルーシ・トリオゾンAnne Louis Girodet de Roucy Trioson。モンタルジ生れ。ダビッド弟子の一人で,1789年ローマ賞を受けてイタリアに留学した。新古典主義画家とされるが,題材や光の描写にロマン主義的色合が濃い。代表作に《アタラ埋葬》(1808年,ルーブル美術館蔵),《エンデュミオンの眠り》(1791年,同美術館蔵)などがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android