コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スエヒロタケ(末広茸) スエヒロタケSchizophyllum commune

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スエヒロタケ(末広茸)
スエヒロタケ
Schizophyllum commune

担子菌類マツタケ目シメジタケ科。天然にはきわめて普通に枯れ枝倒木などに生じる。しばしば貯蔵中の材木をおかしたり,くいや榾木 (ほたぎ) などに発生するので有害菌である。傘は腎臓形または扇形で柄がない。径1~2cm,革質でしばしば縁が裂けている。表面は剛毛があり,色は灰白色であるが褐色を帯びることもある。よく乾くが再び濡れるともとに戻る。裏面にはひだがある。乾いたときにはひだの裂片が縦に裂け,互いにまくれて子実層のある面を包み込む性質があるので有名である。日本全土で一年中みられる。世界的に温帯に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

硫黄山(いおうやま)

標高1317メートルの活火山で、火口は登山者に人気のある韓国(からくに)岳(1700メートル)の登山道沿いにある。硫黄の結晶が鉱山で採れたため、硫黄山と呼ばれるようになったという。直近の噴火は1768...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android