スギラン(すぎらん)とは？意味や使い方

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スギラン」の意味・わかりやすい解説

ヒカゲノカズラ科の常緑性シダ。茎は束生し、二叉(にさ)分枝する。高さ10～30センチメートル。葉は開出し、線形で長さ10～20ミリメートル、幅1.5～2ミリメートルとなる。胞子葉は頂部につき、胞子嚢穂(のうすい)をつくらない。山中にまれにみられる。

［西田　誠］

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について　情報 | 凡例

今日のキーワード

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...