スティーブンの乱(読み)すてぃーぶんのらん

世界大百科事典(旧版)内のスティーブンの乱の言及

【イギリス】より

… ウィリアム1世はフランスで行われていた封建制度を導入,全国的な検地(ドゥームズデー・ブック)やソールズベリーの誓いによって王権を強化したため,イングランドはフランスと異なる集権的封建国家となった。しかし12世紀半ばには王位をめぐる内乱(スティーブンの乱)がおこり,その結果,1154年フランスのアンジュー伯がヘンリー2世として即位し,プランタジネット朝を開いた。彼は相続や結婚などによりフランスの約1/2をも支配して,当時ヨーロッパで最大の領土を有する君主となった。…

※「スティーブンの乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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