コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ストレンジネス、チャーム量子数、ボトム量子数の保存

素粒子事典の解説

ストレンジネス、チャーム量子数、ボトム量子数の保存

これらは、ハドロン中に含まれるストレンジクォークチャームクォーク、または、ボトムクォーク、及びこれらの反クォーク、の数によって決まっている数である。ストレンジクォークはストレンジネス −1 を、チャームクォークはチャーム量子数1を、ボトムクォークはボトム量子数 −1 を、それぞれ持っている。また、これらの反クォークは、符号が逆の対応する数を持っている(たとえば、反ストレンジクォークはストレンジネス1)。また、これらの量が反応において保存するということは、これらのクォークが反応において保存する(対生成や対消滅は許される)ということを意味する。強い相互作用(強い力)や電磁相互作用では、これらは保存するが、弱い相互作用(弱い力)では、保存しないことがわかっている。たとえば、ストレンジネスを含むK中間子は、弱い力で崩壊して、複数のパイ中間子などになる。ただし、弱い力でのクォークのフレーバーの変化は、荷電カレント(Wボソンが媒介する反応)でのみおこり、中性カレント(Zボソンが媒介する反応)では、起こっていないようである。

出典|素粒子事典素粒子事典について | 情報

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android