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ストーン・サークル stone circle

翻訳|stone circle

世界大百科事典 第2版の解説

ストーン・サークル【stone circle】

巨石記念物の一種。環状列石あるいは環状石籬(せきり)と訳される。柱状自然石を立て並べて環形としたもので,直線状の列石(アリニュマン)とは区別される。同心円状に二重,三重にめぐることも多い。その大きさはいろいろで,最大の石は20tにも及び,環の径は50m以上の大型のものから2mに満たない小型のものまでがある。ウェールズ語の呼称クロムレックcromlechを採用したり,立石の上に楣(まぐさ)石を置いて相互に連結したものをヘンジhengeと呼んで特に区別することがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のストーン・サークルの言及

【巨石記念物】より

…メガリスは〈巨大な石〉を意味するギリシア語に由来し,最大の石には20tを超えるものがある。1本の柱状の石を立てたものはメンヒル(立石),柱状石を1ないし数列立て並べたものはアリニュマン(列石),環状に並べたものはストーン・サークル(環状列石,ウェールズ語ではクロムレック),また巨大な平石を数個の石で支えたものはドルメン(支石墓)と呼ばれ,新石器時代後半から青銅器時代初期にかけてのヨーロッパ,特に大西洋岸に色濃く分布する。同じ頃,同地には多くの石室墓が築造された。…

【祭祀遺跡】より

…その代表例とされるイギリスのストーンヘンジや3000本近い立石を列に並べたフランスのカルナック列石(クロムレクcromlech)は,ともに太陽崇拝との関連が論じられている。 農耕祭祀とのかかわりとは無縁だが,日本の縄文文化にも環状列石(ストーン・サークル)がある。石塊を用いたもの(秋田県大湯遺跡),立石をめぐらしたもの(小樽市忍路(おしよろ)三笠山)がある。…

【配石墓】より

…配石墓は密集して構築され,土壙墓と同様に集落中央の広場に環状に配されることが多い。これをストーン・サークルとも呼ぶが,ヨーロッパと同じものではない。環状配石墓には,敷石住居や方形掘立柱建物など特殊な遺構を伴うことがあり,祭場としての機能も有していた。…

※「ストーン・サークル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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