スピリドン マリナトス(英語表記)Spyridón Marinátos

20世紀西洋人名事典 「スピリドン マリナトス」の解説

スピリドン マリナトス
Spyridón Marinátos


1901.11.4 - 1975.10.1.(’74.8.説あり)
ギリシアの考古学者。
元・アテネ大学教授。
西ギリシアケファリニア島生まれ。
アテネ、ベルリン、ハルレの各大学で学ぶ。1937年以降主としてギリシア政府考古局に勤務。’67年同局長官。’39年アテネ大学エーゲ先史考古学教授。同年30年代におけるクレタ島アムニソス遺跡の発掘成果に基づき、クレタ先史の宮殿文化はテラ島の噴火津波により崩壊したという大胆な自然災害の仮説を発表。’67年テラ島アクロティリ遺跡の本格的発掘を開始し、壁画を伴う広大な住居跡を発見、先史時代の地中海美術の研究に貢献したが、発掘中事故死する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「スピリドン マリナトス」の解説

スピリドン マリナトス

生年月日:1901年11月4日
ギリシアの考古学者
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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