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スマトラ沖大地震 すまとらおきだいじしん

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知恵蔵2015の解説

スマトラ沖大地震

2004年12月26日午前7時58分(現地時間)ごろ、インドネシアスマトラ島西方沖で大地震が発生した。この地震の特徴は、地震の規模が類まれなほどに大きかったこと、地震により発生した大津波がインド洋沿岸諸国を襲い、津波に無防備な地域に22万8569人の死者・行方不明者が出たことである。地震の規模を表すマグニチュード(M)は9.0。これは過去100年で4番目に大きく、近年では1964年アラスカ地震(M9.2)以来40年ぶりだ。地震のエネルギー兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の1400倍、関東大地震の16倍になる。M8クラスの地震を巨大地震というのであれば、それを凌ぐ超巨大地震が起きたことになる。メカニズムは、スマトラ島やアンダマン諸島などを載せたユーラシアプレートが、インド洋を載せたインド・オーストラリアプレートの上にせり上がるような運動によるもの。日本列島で考えるなら、中部地方から九州地方までの太平洋側をすっぽり覆った部分が、平均で7mもずれ動いたことに相当する。また、05年3月28日には、M8.7の大地震が3カ月前の震源域の南東側に隣接して発生し、建物の倒壊などにより1303人が犠牲になった。

(阿部勝征 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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