世界大百科事典(旧版)内のズボニミルの言及
【クロアチア】より
…しかし,トミスラフ以後のクロアチアは,ビザンティンとベネチアの度重なる攻撃を受け,また王位継承をめぐる内紛もあり,その国力をしだいに弱めた。 11世紀末に,ズボニミルおよびそ王位継承者のステファン2世に後継者がなかったために,王位継承をめぐってふたたび内紛が生じた。その結果,1102年に協定が結ばれ,クロアチア王はハンガリー王が兼ねること,ハンガリー王はクロアチア王国が有するあらゆる権利を尊重することなどが定められた。…
※「ズボニミル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」