20世紀西洋人名事典 「セシル・デイ ルイス」の解説
セシル・デイ ルイス
Cecil Day Lewis
1904 - 1972
英国の詩人,批評家。
アイルランド生まれ。
1935年教師をやめて文筆活動に専念。大学時代の同窓生とグループを作り、社会問題の不満をテーマにホプキンズ風の技法で詩を書き、左翼詩人とか反ファシスト詩人といわれ、「羽根から鉄へ」(’31年)、「舞踏の時」(’35年)などを発表。第二次世界大戦後はケンブリッジで「詩のイメージ」(’47年)を講義、オックスフォードの詩学教授、’68年桂冠詩人となる。詩の解説者、啓蒙家としての才能もあり「詩への希望」(’34年)、「詩を君たちに」(’44年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報