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セルウィウス・トゥリウス Servius Tullius

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世界大百科事典 第2版の解説

セルウィウス・トゥリウス【Servius Tullius】

古代ローマ6代目の王。生没年不詳。在位,前578?‐前535?年。伝承によればラテン系の女奴隷ないし王女の子で,タルクイニウス・プリスクスの下で養育され,その死後王位を継承した(ただしエトルリア出身の征服王と見る説もある)。彼はディアナ神殿を造営し,ローマ市の囲壁を建設し,都市を四つの区(トリブス)に区分し,5階層(クラシス)・193の百人組(ケントゥリア)に分属したと伝えられる。この伝承の詳細は疑わしいが,その中核は史実と認められる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のセルウィウス・トゥリウスの言及

【ケントゥリア】より

…ケントゥムcentum(100)に由来し,前者はヘレディウム(2ユゲラの世襲地)の100倍,後者は百人隊が原義。歴史上重要なのはセルウィウス・トゥリウス王の創始というケントゥリア組織で,財産を基準に市民をクラシスに格付けて軍務を課し,さらにケントゥリアに所属させた。構成は騎兵が18,歩兵の5クラシスが80,20,20,20,30,貧困市民が1,らっぱ手と工匠が各2で,計193ケントゥリア。…

【ローマ】より

…そのうえローマ人は民族的誇りから自民族の歴史をギリシアの神話と結びつける傾向が強く,そこからトロイア起源説とアエネアス伝説がつくり出された。それによるとアエネアスの子孫のロムルスとレムスという双子の兄弟の前者が初代の王となり,これに続いて,ヌマ・ポンピリウス,トゥルス・ホスティリウス,アンクス・マルキウス,タルクイニウス・プリスクス,セルウィウス・トゥリウスおよびタルクイニウス・スペルブスの6人の王が立ったという(ローマ七王)。伝説はローマの建設を,前814,前753,前751,前748,前729年などと伝えている。…

※「セルウィウス・トゥリウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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