セロトリオース

化学辞典 第2版 「セロトリオース」の解説

セロトリオース
セロトリオース
cellotriose

C18H32O16(504.44).セルロース酢酸で加酢酸分解してクロマトグラフィーで分離すると,分子重合度6までのオリゴ糖が得られるが,D-グルコース3分子からなる三糖を脱アセチル化すると得られる.甘い結晶.分解点206~209 ℃.+32→+23°(水).水に易溶,メタノールに難溶.[CAS 33404-34-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android