セントポール(英語表記)Saint Paul

翻訳|Saint Paul

精選版 日本国語大辞典 「セントポール」の意味・読み・例文・類語

セント‐ポール

(Saint Paul) アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州州都ミシシッピ川上流の左岸にあり、対岸の双子都市ミネアポリスとともに、ミシシッピ川水運の終点、ノーザン‐パシフィック鉄道およびグレート‐ノーザン鉄道の起点として発展。農畜産物の大集散地で、食品加工機械工業がさかん。

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デジタル大辞泉 「セントポール」の意味・読み・例文・類語

セント‐ポール(Saint Paul)

米国ミネソタ州南東部の都市。同州の州都。ミシシッピ川を挟んでミネアポリスとともに双子都市を形成交通要地で、商工業中心地。同市の名称由来となったセントポール大聖堂ローマサンピエトロ大聖堂を模した州議事堂がある。ミネソタ大学所在

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改訂新版 世界大百科事典 「セントポール」の意味・わかりやすい解説

セント・ポール
Saint Paul

アメリカ合衆国ミネソタ州南東部にある同州の州都。人口27万5150(2005)。ミシシッピ川左岸にあり,対岸のミネアポリスと双子都市を形成し,大都市域人口262万(1992)に達する。農業地帯にある商工業・交通の中心都市であるほか,ミネソタ大学をはじめとする高等教育機関も多い。19世紀前半には集落発達がみられ,ピッグズ・アイと呼ばれていたが,1841年に建設された礼拝堂聖パウロに献納されたことから,セントポールに改名された。河川交通の要衝として栄えたセント・ポールは,さらに1860年代に始まった鉄道交通時代に重要性を増した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントポール」の意味・わかりやすい解説

セントポール
Saint Paul

アメリカ合衆国,ミネソタ州の州都。ミシシッピ川北岸,シカゴの北西約 560kmに位置し,西隣のミネアポリスとは双子都市を形成。 19世紀初期入植。 1848年ミネソタ領の首府となり,58年ミネソタ州の成立とともにその州都になる。早くから印刷,製本業が盛んであったが,ミシシッピ川の可航北限地点に位置することに加えて,83年ノーザン・パシフィック鉄道,93年グレート・ノーザン鉄道の開通に伴い,商業中心地 (大家畜市場) ,交通の要衝として発展。現在はそのほかに自動車部品,電子通信機器の製造が行われ,製油,製鋼,化学工場がある。空港をはじめ,セントキャサリン大学 (1905創立) ,セントポール大聖堂,コモ公園,インディアンマウンズ公園などの公共施設がある。周辺にはスキー場も多い。人口 28万5068(2010)。

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事典 日本の大学ブランド商品 「セントポール」の解説

セントポール

[菓子]
立教大学(東京都豊島区)の大学ブランド。
立教大学のキャンパスをイメージしたシフォンケーキ。経済学部・廣江彰教授ゼミナールの2008(平成20)年のプロジェクト。西池袋のシフォンケーキ専門店ラ・ファミーユ(豊島区)と共同でセントポールを開発した。生地にはフランボワーズを用いて校舎の煉瓦色を表現、ピスタチオとフランボワーズの実でツタが表現されている。2008(平成20)年9月からラ・ファミーユでの店頭販売が開始された。発売時の価格は、1切320円、1ホール(7号)3800円。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

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