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センリョウ(千両) センリョウChloranthus glaber

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

センリョウ(千両)
センリョウ
Chloranthus glaber

センリョウ科の小さな常緑低木。アジアの温暖帯から熱帯に広く分布し,日本でも東海地方より西の山地林内に自生する。庭木としての栽培も普通である。茎は高さ 50~80cm,緑色で柔らかい。節はやや隆起し,葉は十字対生,上半にだけ鋸歯がある。夏に,茎頂に複穂状花序をつけ黄緑色の細かな花が咲く。花のあと冬に赤色の丸い実をつける。黄色の実をつける変種キミノセンリョウ C. glaber var. flavaがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

センリョウ【センリョウ(千両) Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai】

暖地の常緑広葉樹林下に生えるセンリョウ科の常緑低木(イラスト)。赤い果実のついた枝を,正月の生花につかう。和名ヤブコウジ科マンリョウ(万両)に対してつけられた。茎は直立してまばらに分枝し,高さ0.7~1m。葉は対生し,やや肉質で長楕円形,縁にとがる鋸歯があり,長さ6~15cm,幅2~6cm,濃い緑色でつやがある。6~7月,枝先にまばらに分枝する花序をだし,多くの黄緑色の小さな花をつける。花は花被がなく,1本のめしべと,そのわきに付着する1本のおしべとからなる。

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