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ソーシャル・ダンピング social dumping

世界大百科事典 第2版の解説

ソーシャル・ダンピング【social dumping】

ダンピングのうち,低賃金や劣悪な労働諸条件にもとづいて行われるものをいう。第2次大戦前の日本貿易はこの典型といわれており,とりわけ1931年の金輸出再禁止以降の時期には世界的な問題となった。32年から37,38年にかけて世界の貿易は,大恐慌の打撃のなかでおしなべて停滞あるいは縮小の傾向をたどったのに対し,ひとり日本貿易のみは大躍進をとげ(1931年から37年にかけて本土貿易額は価額で2.8倍,数量でも2.1倍の伸びを示した),この輸出躍進はソーシャルダンピングによるものであるという非難が国際的に集中した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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